句読点 2
遠くに響く、
重たい振動。
星の見えない、
空が。
赤く。
燃え上がる。
あれは。
時間を間違えた。
月と太陽が。
慌てふためき、
ぶつかりながら。
すれ違う。
摩擦音。
火花の色。
明日も、また。
違わず、昇るのは。
真っ赤な朝日だ。
朝の光が。
まっすぐ。
ここまで。
滑り来るのは、
どうしてだ。
いつもの。
順番は。
病院を。
学校を。
たくさんのビルや、
家々を照らして。
美しく、
すり抜けて。
ここまで。
来たじゃないか。
向こうに広がっている。
雑然とした平らさは。
散らばる影は。
いったい、
なんだ。
あれは。
おんなじ形の。
両手から。
放たれた、
火矢だったのか。
街が燃え上がる、
色だったのか。
いつものように。
窓に向かい。
開けたなら。
吹く風は、今。
どんな色。