句読点 2
きみの背中で、
閉じている。
羽の、色合いは。
悲しみや痛みの。
結晶であることは。
日に透けて、見えているけれど。
どうか。
こっちを、見つめないで。
ぼくには。
どうにも、できないよ。
抱えきれないで。
すぐにあふれて、容量オーバー。
アラームが喧しく。
鳴り出してしまう。
だけど。
読みたくて。
読んでみるんだ。
なるべく。
歌のように、なるように。
もしも。
言葉や抑揚が。
どこかを、弾くなら。
羽は、ひとりでに。
開くはず。
かためた色合いを。
振り解いて。
引き寄せ。
抱きしめるなら。
思いもよらない、色合いの。
しなやかな羽に。
変わるはず。
容量オーバーぎりぎりの線に。
しがみついている、ぼくに。
できるとするなら。
直に触れることのない。
ほんの、ちょっぴり。
だけど。
知っているんだよ。
羽は、ほんとうに。
開くんだってことをさ。