句読点 2
懸命に。
合図する、
轟音。
暗い空を破り、
分岐する道を。
示す閃光。
瞬く間に、
辿り着く雨が。
犇めく粒で、
降りて来る。
強く、
打つのは。
闇に包まれ。
未だ冷めない、
アスファルト。
もうひとつは。
燻り続ける、耳の奥。
いつか通ったポイントが。
間違いだったと思うのは。
まるで、
小石みたいなプライドを。
抱えたまま、
掴んだと思うからだ。
くだらないもの。
そう言い切れないのは。
小さな、
重さの置き場所を。
確かめていたいからだ。
選んだものは変わらずに、
先へ行く。
どうして、
捨てられなかったんだと。
思うような、ものじゃない。