句読点 2
一段目に、
並ぶ本には。
素敵な色合いの、
たくさんの絵と。
優しい大きな文字。
二段目、三段目。
だんだん、上の段の。
本を手に取り。
時間を忘れて、読み耽る。
ふと気付けば。
見えなかった、
一番上の段が。
ほんの少し、
見えている。
あの段に並ぶ本を。
手に取り、開くとき。
書かれている文字が、
はっきり見えるくらい。
窓の外は、
明るいだろうか。
柔らかな絨毯の上の、
小さな人影が。
一生懸命に、
読み上げる声は。
いくつも、
重なり合って。
光のように。
響いているだろうか。
たくさんのページに、
記されている。
嵐のように、
旋回する混乱は。
磁石となり。
歯止めをかけ得るだろうか。