小説臨機応変の俺と猪突猛進の親友、医食同源の少…N1771ML
あらすじ
この作品について
人は皆、生まれながらに四文字の真名を背負う。
その言葉は名であり、力であり、逃れられない生き方でもあった。
状況に応じて戦い方を変える「臨機応変」のリンは、目的も決められないまま旅を続けていた。
そんな彼が街道で再会したのは、幼なじみにして、目の前のすべてを力ずくで突破する「猪突猛進」のシン。
三年ぶりの再会を喜ぶより先に本気で殴り合った二人は、街道を壊し、全財産を失い、そろって腹ぺこになってしまう。
食べ物の匂いを追って森へ入った二人が出会ったのは、料理によって傷や病を癒やす「医食同源」の少女・イオだった。
金のない二人に、イオが差し出した条件は一つ。
「食べたければ、食材を取ってきて」
こうして、考えすぎるリン、考える前に突っ込むシン、食事と命を預かるイオの三人旅が始まった。
旅先で出会うのは、明鏡止水、疑心暗鬼、弱肉強食、一期一会――それぞれの言葉に従い、時に苦しみながら生きる者たち。
町を救い、敵と戦い、その土地の料理を囲みながら、三人は少しずつ世界の真実へ近づいていく。
やがて彼らの前に立ちはだかるのは、四文字の理を超えた八文字の絶対者。
天上天下唯我独尊。
これは、四文字の運命を背負った三人が、食べて、戦って、笑いながら世界を旅する腹ぺこ放浪記。
全 17 話
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