小説異世界の忘れ谷で壊れた古家を直したら、職人…N2940MM
あらすじ
この作品について
建物管理会社で保守点検員として働いていたレント・アサギは、異世界の片隅にあるフィルネ谷へたどり着く。与えられた住まいは、雨漏りし、床も煙突も傷んだ古家「灰樫の家」。物や建物の綻びを見抜く力を得たレントだったが、壊れた場所が分かっても、修理には材料と技術、そして人の手が必要だった。
そこで出会ったのは、厳しいが腕の確かな木工職人ミレナと、床下に潜む丸い地脈精霊モグラ。警戒し合っていた三者は、家の基礎崩れを防いだことをきっかけに、少しずつ同じ場所で暮らし、働くようになる。
椅子や扉、井戸、橋、倉庫――谷に積み重なった小さな不便を一つずつ直すたび、人とのつながりも、諦めかけていた暮らしも変わっていく。これは、一人で直すことしか知らなかった男が、仲間と共に手入れし続けられる居場所を作る、穏やかな異世界修繕スローライフ。
全 42 話
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