小説継承者は忘れていく ~才無しと蔑まれた狩人…N5073MK
あらすじ
この作品について
才能の器を測る水晶は、俺の前でだけ光らなかった。
判定は【星無し】――冒険者として最低の烙印。街の連中は嗤った。「三日で死ぬ」と。
だが、囮として捨てられた辺境の森で、死線の果てに俺は知る。倒した敵の技と、知識と、記憶の断片を喰らい、己の力とする異能――〈星継〉。
この力は、弱い獲物からは何も得られない。俺が強くなる道は、ただひとつ。格上を、死線を越えて狩り続けることだけ。
ただし、力には対価があった。
継承のたび、俺自身の記憶が押し出されて消えていく。最初に消えたのは――母の顔だった。
「じゃあ、私が覚えておく。リゲルのこと、全部書いておくから」
幼馴染の受付嬢ニラ。彼女の手帳だけが、消えていく俺をこの世に繋ぎ留めていく。
これは、最強へ至る階段を上りながら自分を失っていく狩人が、迷宮都市の欲望と陰謀を泥臭く生き抜き、「■■■■■■」――忘れてしまった、たったひとつの約束を取り戻すまでの物語。
※シリアス寄り/チートなし・積み上げ型主人公/全300話完結予定
全 52 話
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