小説ふたつの会津N6539MB
あらすじ
この作品について
『時の杭』が制御を失い、引き裂かれた二つの世界、二つの未来。
ひとつは会津戦争で荒廃した会津、もうひとつは、戦争を回避できた華やかに繁栄する会津。
世界の選択を託された松平容保は、未来の民のために、繁栄した世界を選ぶ決意をする。
しかし、2025年の世界から来た秋月大地が望む幸せは、荒廃した世界にあった。それは大地が愛する人を失わずに済む世界。
ふたりが選ぶ、二つの会津
願いが叶うのはどちらか一人。
力を合わせながら、反発しながら、旅の果てにあった彼らの選択。
幕末の動乱を戦い抜いた悲劇の貴公子、会津藩主松平容保。
二つの会津をめぐる、誰も知らない容保の戦いがあった。
“わたしはずっと不安だった。自分がやってきたことで、決めたことで、この街に取り返しのつかない災いが降りかかったらどうしようかと。しかしどうだ。わたしの町はこんなにも華やいで美しい“
“違うのです、容保さま! ……これは分かれてしまった、もう一つの世界“
“でも違う可能性もあったんだよって、あなたは惜しかったんだよって、どうしても伝えたかった!“
“そうか、わしらは惜しかったのか”
“思いも寄らぬことばかり起こるわが生涯だが、とうとう龍と戦う羽目になったわ”
主な登場人物
松平容保
会津松平家第九代当主。
照姫
容保の義姉。世界を選択する能力を持つ『時の依り代』
秋月大地
未来から来た男。会社員。人生がうまくいっていない。
岬
大地と同じ、未来から来た女性。薙刀の名手。
彼女には探している人がいる。
かわひらこ
世界を修復するために、容保たちの前に現れた不思議な小男。平安貴族のような身なり。
その他の登場人物
徳川慶喜
山本八重
川崎尚之介
古川春英
全 58 話
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