小説炎神少女は、歪んだ世界に火をつけるN7175MG
あらすじ
この作品について
千七百年前、神は人間に裏切られた。
記憶を失った少女セリアが目を覚ましたのは、魔物ひしめく大迷宮の最奥。その身には、世界を守り、人間に裏切られた元神ラグルスの魂が宿っていた。
宿敵への復讐を果たすため、ラグルスはセリアを導き、セリアは百年のあいだ迷宮で生き延び戦い続ける。炎を操り、神器を振るい、魔物を喰らって強くなる日々。皮肉屋の神と、少女のあいだに育まれたのは、神と器という関係を越えた、奇妙で強い絆だった。
だが、ようやく辿り着いた迷宮の外の世界は、ラグルスの知る世界とは似ても似つかない。王となった宿敵のもと、人間だけが加護を与えられ、獣人、龍人、エルフは劣等種として虐げられていた。正しい歴史は塗り潰され、平和と呼ばれる秩序は、弱き者を踏みにじることで成り立っていた。
これは、炎を宿す少女セリアと、人間に裏切られた神ラグルスが、百年を共に生きた絆を武器に、偽りの王と歪んだ世界へ挑む復讐譚である。
全 65 話
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