小説臭汁無双 ~みんなチート持ちなのに俺のスキ…N9276MM
あらすじ
この作品について
全員がスキルを持って生まれる世界。十七歳の判定で、清水キヨシが授かったのは『悪臭分泌(マイナー)』——手からちょっとくさい汁が出るだけ。炎、治癒、魅了、無敵防御。派手なスキルが並ぶ講堂で、キヨシのそれだけが失笑を買った。
でも、キヨシは傷つかない。むしろ気に入っている。だって、こんなスキル、世界に自分ひとりだ。
やがて分かってくる。この臭汁は、あらゆる生き物が本能で忌避する匂いだった。魔獣も、暗殺者も、嗅いだ瞬間に逃げ出す。攻撃じゃないから防御スキルは効かない。状態異常でもないから耐性も無意味。しかも——強くて、鼻がいいやつほど、よく効く。
斬らない。燃やさない。ただ、誰も近寄れない。
最弱と笑われた一滴の前に、最強たちが順番に膝をつく。ハズレスキル無双、開幕。
※テンションの低い主人公が、成り上がる気もないのに勝手に頂点へ運ばれていく、脱力系コメディです。
全 5 話
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