魔導師このはの小さなため息
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魔導師このはの小さなため息

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Japonais Romans Japonais Romans Japonais Romans Japonais Romans Japonais #n9549ky
 私は曲がったことが大嫌い。権力を振りかざして弱い者いじめをする奴が大嫌い。失礼な奴が大嫌い。態度が悪い奴が大嫌い。偉そうに威張りちらしている奴が大嫌い。

 魔導師である私は、ある日父の仕事の手伝いでとある方の邸宅を訪れた。そこには私の嫌いを集めて作った様な14、15歳くらいの5人の少年達がメイドと執事に嫌がらせをしていた。私は成り行きでその少年達と対峙すると、リーダー格の少年が聞かれてもないのに自分は第二皇子の鷹司桜華だと自己紹介をし始めた。
 は?だから何ですか?
  
 私はこの国の第二皇子がこんなにも残念な奴だったなんてと心からがっかりした。私は身をもって権力のある人間の発言や行動には責任が伴うことをこの馬鹿皇子、ではなく第二皇子に教えてやった。正直、自分らよりも立場が弱い人達をいじめて喜んでいる様は馬鹿な奴に何を言ってもわからないだろうけど。

 そうこうしていると、騒ぎを聞きつけた(馬鹿王子の父親である)皇帝陛下に怒られた馬鹿王子とその取り巻きは私に謝ってきた。もちろん私は許さなかったよ。だって、こいつらは権力を持った馬鹿でしょ。謝れば許してもらえるって勘違いしたら結局困るのは国民なんだから。
 まぁ、馬鹿皇子とその取り巻きのことは私の手に負える問題ではないし、こいつらとは2度と会うこともないので、さっさと仕事して帰ろ〜っと。

 ・・・もう会うはずはないのに、なんでー?!
 はぁ~。私は思わずため息をついた。


 
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◆◆カドカワBOOKS様より書籍3巻発売です! この巻でこの物語は完結です。 皆様のおかげで無事、最後まで書き切ることができました。 本当に、応援ありがとうございました。 3巻は大半が書き下ろしで、主な内容は戦争と建国です。 一人の女性のために国まで造ってしまったジーノの愛の深さと、そんなジーノを懸命に慕う健気なアナをぜひぜひご堪能下さいませ。 書籍化に伴いタイトル変えました。◆ 【旧題】ブサイクで有名な令嬢と婚約した。彼女はとても可愛らしい性格の人だった。 ~『ゴブリン令嬢』と蔑まれる令嬢に恋した美貌の令息が彼女を幸せにしようと奮闘する物語~◆ ◆あらすじ◆ 貧乏子爵家四男の私に公爵家から縁談話が来た。お相手は『ゴブリン令嬢』と呼ばれる醜女。婚約相手が見つからず、私に白羽の矢が立ったのだ。爵位の差で断るなんてできない。 だが令嬢自身は破談を目論んでいた。醜女と無理矢理婚約させられた私への申し訳なさからだった。 ……放っておけない。女性から蛇蝎の如く嫌われたキモメン。それが前世の私だ。容姿で差別される辛さはよく知っている。人間、大事なのは中身だ。そうだろう? 全てを諦めたように笑う彼女。いつか本当の笑顔で笑ってもらおうではないか。そう思って強引に婚約を成立させたが、令嬢はとても愛らしい人だった。彼女に夢中になるのに、そう時間は掛からなかった。 ◆◆皆様のおかげでランキング載りました。応援ありがとうございます。 これを貼ると読んでくれる人が増えるらしいので達成順位貼ります。 【総合】日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位、年間2位(完結済1位)。 【ジャンル別(異世界恋愛)】週間1位、月間1位、四半期1位、年間1位。 ◆◆カクヨムにも投稿しています。 ◆◆このお話が漫画になりました。漫画家は風守いなぎ先生です。笑わないジーノとゴブリンのアナ、という漫画にし難いものを見事に漫画にしてくれています。ぜひぜひご一読下さいませ。