句読点 2
空を慕って止まない、
冬の思いが。
大粒の雪に変わり、
降り頻る。
地上と空とを分かつ、
分厚い層をつくり。
ひたすら。
見上げている。
編むように、
落下を続ける。
白い隙間に、
目を凝らせば。
染め忘れなど、
少しも残っていない、
灰色だけが見えている。
身体が縮むような、
絶対的な濃度が。
遮っている。
山並みも、
川の流れも遮る、
敬虔な冬の目は。
こちらを見ることはない。
その。
ぜんぶを含んでしまう、
白いすがたを。
慕っている。
✳︎
空を慕って止まない、
冬の思いが。
大粒の雪に変わり、
降り頻る。
地上と空とを分かつ、
分厚い層をつくり。
ひたすら。
見上げている。
編むように、
落下を続ける。
白い隙間に、
目を凝らせば。
染め忘れなど、
少しも残っていない、
灰色だけが見えている。
身体が縮むような、
絶対的な濃度が。
遮っている。
山並みも、
川の流れも遮る、
敬虔な冬の目は。
こちらを見ることはない。
その。
ぜんぶを含んでしまう、
白いすがたを。
慕っている。
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