句読点 2
山の方へ向かう道
川辺の雪が溶けて。
釣り人が、
糸を垂らす。
水鳥は、
金糸を引いて。
光る水面を渡る。
波紋を広げて、
潜る水中。
もどれば、
銀色の小さなものを、
振りながら飲み込む。
きみらは、
丸い実を拾い。
コンクリートの上を、
内股で。
軽快に歩く。
海の方へ向かう道
どうです。
咲きましたよ。
どの花も。
誇らしげに、
空を見上げている。
古い道沿い。
吹き晒しの。
がらんとした高台に。
小さな二本は並んでいる。
手をつなぐように、
伸ばした枝で。
アーチを描く梅の木が。
数えられる数の、
白い花を咲かせた。
待っていた、きみらに。
春が来た。
息吹を見せた、きみら。
良く咲いた。
花まるです。