句読点 2
そいつは、もう。
風じゃなくなっている。
その先端は、鋭く光る、
穿つものに変わっている。
いい加減。
戻れよ。
ぶつかり合うばかりの、
重たい柱みたいな、
竜巻が。
いったい。
どこに行けるって?
助走までつけて。
弾き合ううちに。
跳ね飛ばしている、無数。
そういう感覚まで、
忘れているなら。
誰の足元でもない、地上。
ぜんぶを見渡せ。
凝り固まる、
その頭上を、
突き抜けて。
一本の螺旋に変わり。
昇り行け。
広がる星の世界まで。
抜けて行け。
誰ひとり違わない、
脆い体に。
跪け。