句読点 2
もうじき
眠たげに。
蒸気にくるまる。
半分の月。
もう少しの辛抱だ。
落ちずに少し、
待つといい。
街の明かりの、
向こうには。
始めの赤が。
辿り着いている。
空は青と。
薄い金色に、
透けていく。
平らな、
白い雲の表面を。
音無く吹けば。
伸びてゆく、
帯。
放つ、
光をのせて。
太陽がのぼる。
月はすとんと、
白くなり。
とうとう眠る。
するすると。
落ちてゆく。
はなたば
地面が。
花束みたいに、
なっている。
小さな草花が。
ひとむらひとむら。
寄り添い集まり、
重なり合う。
丸く揺れている、綿毛が。
飛び立つあとも。
きっと。
さびしくないくらい。
いろんな色合いに、あふれている。